木津宗詮2023年9月13日2 分社中の粗相は師匠の粗相私は普段の稽古でその時の趣向や時節に応じて古いものや高価なものとか関係なく使うようにしています。使われるためにこの世に生まれたものが道具だと考えています。こんないいかたするとご批判の方もいらっしゃると思いますが、所詮、道具は使ってなんぼだと。どんな高価な道具でも桐箱に入れら...
木津宗詮2023年9月13日1 分いったい誰が悪いのか?おとぎ話『舌切り雀』のお話しはみなさんご存じのことと思います。以前からわたしはとても不思議に思っていることがあります。大体、お婆さんが作った糊を食べた雀が悪いのであり、舌を切ったお婆さんはやりすぎですが。それと夫のおじいさんは、お婆さんのことはおかまい無しで、雀のことばかり...
木津宗詮2023年9月13日1 分食べる70半ばのある方からうかがったことです。 同窓会など同じ年配の人との集まりで、決まって出る話題が食べ物の話とのことでした。 はじめ私はとてもいぶかしいと感じました。なぜなら歳を経るにつれ食べれなくなるので食に対する興味は減退すると思っていました。...
木津宗詮2023年9月12日5 分誕生日を迎えてFacebookにアップしたものです。 舞楽「採桑老(さいそうろう)」の図です。賛は江戸時代中期の公家四辻公亨で絵師は不明です。 三十情方盛、四十気力微 五十髪毛白 六十行歩宣 七十懸杖立 八十坐魏々 南溟縢公書(印) 三十にして情まさに盛んなり、四十にして気力微なり、五十...