木津宗詮8月24日2 分雷と犬大津絵の雷公図です。雷が太鼓を落として慌てて吊り上げようとしている絵で、どんな熟練した者でも失敗することがあるということを表しています。片方の角が折れ、猫のような顔。まことにユーモラスなタッチで描かれ、本来恐れられる雷がとても滑稽にみえます。もともと雷除けの護符として京都の...
木津宗詮2月9日1 分梅花凌寒開(ばいくかんをしのぎひらく)今から11年前に黒谷西翁院の藤村庸軒好み「淀看席」で半白の連回茶事を催しました。 大徳寺管長髙田明浦老師をお迎えしました。その時にお祝いとして頂いた「梅花凌寒開」の一行物です。 立春も過ぎましたが、まだまだ寒冷が厳しいのですが、あっちこっちの梅の樹が少しずつ花をつけはじめま...