木津宗詮3 日前1 分春立つ江戸時代中期の公卿風早實積(かざはやさねつみ)筆「後光明天皇発句写」です。例年、立春の日に床に掛ける軸です。 月の秋花の春たつあしたかな 壬申元日書(印) 今日は二十四節気ののひとつ「立春」です。『暦便覧』には「春の気立つを以って也」と記されていて春のはじめの日です。立春は...
木津宗詮1月25日2 分初天神1月25日は天神さんの縁日初天神です。天神さんは平安時代の著名な政治家であり大学者菅原道真のことです。道真は政敵藤原時平の讒言にあい九州太宰府に流されます。そして非業の死を遂げ、雷神となり都に落雷などの災害をおこしその恨みをはらします。当時の人々は道真の祟りと信じ、時の朝廷...
木津宗詮1月25日1 分1月24日 稽古場の床江戸中期の公家で冷泉家17代当主冷泉為章筆になる源俊頼の和歌を掛けました。花は巌根絞りと梅を唐銅鶴首に、柳釘には黒田宗傳作の青竹尺八花入に綰柳を入れました。書院に当代大樋長左衛門の兎香合を飾りました。 神代よりひさしかれとやうこきなき いわねにまつのたねをうへきむ