木津宗詮2 時間前1 分6月8日 稽古場の床 2江戸時代後期の公家千種有功の「蛍」の詠草を掛けました。床柱に鉄仙と蛍袋を蛇籠。 正三位有功 とふほたる舞 しと はかり見すく すハ おもひなきみの うへにこそ あれ
木津宗詮8 時間前1 分6月8日 稽古場の床 1午前の稽古は、木津家三代聿斎宗泉の鷺画讃です。夏椿と蛍袋・露草・河原撫子・下野草を魚籠花入に入れました。花入の魚籠は実際に魚を入れるのに用いられていたものです。 浮雲のくらきかさなる絶間なく 日影も見えぬ五月雨のそら 聿斎(花押)...
木津宗詮13 時間前1 分卯の花卯の花の匂う垣根に 時鳥早も来鳴きて 忍音(しのびね)もらす夏は来ぬ 佐佐木信綱作詞の童謡「夏は来ぬ」です。卯の花が垣根に美しく咲き、時鳥が忍び音をもらしています。いずれも初夏を象徴する風物詩です。 卯の花はユキノシタ科の落葉低木で、たくさんのの白い花をたわわに咲かせ、5枚...
木津宗詮3 日前1 分6月5日 稽古場の床大綱和尚の五月雨画讃をかけました。花は紫陽花と金糸梅・源平下野・河原撫子・露草を一指斎好み昔籠に入れました。 大綱 水かれてつねは橋たに無川も ふちとなりぬる五月雨の比
木津宗詮3 日前1 分6月3日 稽古場の床江戸時代後期の公家千種有功の二首詠草を床に掛け、時代の置籠に五月梅と金糸梅・下野草・蛍袋・皐月を入れました。 有功 夏祝 石上ふるのわさ田もにきはひて としあるみよのさなへとる也 五月雨 玉たれに残るあふふのかれはさへ うるひにけりなさみたれのころ
木津宗詮4 日前1 分緩衝材シロツメクサはヨーロッパ原産の草でクローバーのことです。アイルランドでは国花とされ、英名はホワイトクローバーです。 同じくヨーロッパ原産でシロツメクサにそっくりで色が黒味かかったピンク色で葉っぱのすぐ上に 花が咲き、シロツメクサの丸っこい葉っぽがややとがっているムラサキツメ...
木津宗詮5 日前2 分朴の葉寿司奈良の名物というと「柿の葉寿司」ですが、古くから「朴の葉寿司」が吉野地方で作られています。毎年?奈良の黒滝村の出身の社中の方からいただきます、この時期、黒滝村の実家に帰り、お母さんと一緒に作り、自家用以外にも縁故の方に贈っています。今年は一升五合のご飯を炊いて3匹の鯖で15...
木津宗詮5月31日1 分5月31日 稽古場の床初代松斎宗詮の柳画讃「池邊柳色雨中深(ちへんりゆうしよくうちゆうふかし)」。鉄仙と小葉の瑞菜・太藺を手付籠に入れました。 梅雨の雨に濡れて青々とした柳がいや増しに青くなります。そんな季節を迎えました。 ただの墨の線ですが柳に見えるのが良いです。
木津宗詮5月31日1 分青梅三重のさる団体の稽古場で今年とれた無農薬の青梅をいただきました。とても甘いいい香りです。でも残念なことにそのまま食べることができません。早速、明日は氷砂糖とホワイトリカーを買ってきて梅酒にします。半年後が楽しみです!
木津宗詮5月30日1 分梅雨入り梅雨入りしました。5月の梅雨入りは10年ぶりで、平年より8日早いとのことです。台風の影響もあってか本格的な梅雨らしい雨が降ってます。 梅雨というと子供の頃の思い出は雨に打たれるアジサイ。そしてカタツムリでした。今の子どもたちはどんなイメージなんでしよう?
木津宗詮5月29日3 分山鯨明治までわが国は一部は除いて獣肉を食べることはタブーとしてきました。そこで肉が鯨に似ているということで猪の肉を「山鯨」と呼んで山間部では食べられていました。かつて吉野でいただいた料理に、正真正銘の鯨が出されました。シロナガスクジラの炙りです。とても柔らかくらてあっさりした美...
木津宗詮5月29日1 分卯の花卯の花の匂う垣根に 時鳥早も来鳴きて 忍音(しのびね)もらす夏は来ぬ 佐佐木信綱作詞の童謡「夏は来ぬ」です。卯の花が垣根に美しく咲き、時鳥が忍び音をもらしています。いずれも初夏を象徴する風物詩です。 昨夜半、時鳥の初音を聴くことができました。そして、先日、大原に赴いた時に卯...
木津宗詮5月28日2 分瓢箪老父ために懸命に働いていた孝行息子の木こりの源丞内(げんじょうない)が、養老の山奥の滝の水をひょうたんに汲んだところ、滝の水が酒に変わり、その酒の力で父親がたちどころに若返ったという「孝子伝説」があります。それにちなんで養老にはひょうたん屋がたくさんあります。そのうちの安田...