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木津宗詮
2024年6月6日読了時間: 1分
6月6日稽古場の床1
祇園稽古場の掛物は、建仁寺の元管長竹田益州老師の栄西禅師の『喫茶養生記』の巻頭です。花は紫陽花と白花の下野、蛍袋を手付籠に入れました。 茶 養生仙薬 延齢妙術 栄西禅師語 法孫益州書(印) 茶の徳を讃える名言です。 建仁寺の開山栄西禅師は、中国南宋の禅院で行われていた茶...
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木津宗詮
2024年6月6日読了時間: 1分
5月30 稽古場の床1
本日の祇園稽古場は、大綱宗彦の竪詠草「新樹妨月(しんじゅつきをさまたげる)」を掛け、更紗卯木と美中柳、京鹿子、鉄仙、蛍袋を手付籠に入れました。 新樹妨月 大綱 心なくしけりにけりなわかみとり のきはの月を余所にへたて丶 美しい若緑の木々の葉が、無分別に茂ったおかげで、軒端の...
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木津宗詮
2024年6月6日読了時間: 1分
5月23日稽古場の床
本日は三重県のとある団体の稽古。床に昨日表具の出来上がった大徳寺嶺雲室老師の一行「金龍起五雲」を掛け、信楽焼面取花入に擬宝珠を入れました。 爽やかな風の吹く稽古場に、郭公の鳴き声がひとしお初風炉の趣を加えてくれています。
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木津宗詮
2024年5月18日読了時間: 1分
5月16日稽古場の床3
祇園の稽古のあとは某料理屋のです。床は江戸中・後期の歌人で下鴨神社祠官の梨祐為の掛葵画賛です。朝鮮唐津蹲花入に鉄仙と都忘れに桂を入れました。 ちはやする加茂の 社のあふひくさ かけてひさしき 世をいのるかな 鴨祐為書(印) 千早降る加茂の社の葵草 掛けて久しき世を祈るかな...
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木津宗詮
2024年5月18日読了時間: 1分
5月16日稽古場の床2
本日の祇園稽古場の掛物は不徹斎、佐伯江南斎、徳至斎の合筆になる一行「水上行」を掛けました。花は梅花空木を手付籠に入れました。 水 (花押) 上 蓼花 行 隆 利休四百年忌に書かれた軸で、不徹斎家元は花押、先代佐伯江南斎は「蓼花」の号、父徳至斎は後嗣号宗隆を名乗っていた時...
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木津宗詮
2024年5月18日読了時間: 1分
5月16日稽古場の床
夜の自宅の稽古は、大徳寺宙宝和尚の一行「東山水上行」、花は芍薬を須田菁華の染付高砂写花入に入れました。 東山水上行 前大徳松月野叟書(印) 悟りの境地を表した句で、真の意味を理解することはできませんが、毎年爽やかなこの季節に稽古で使っています。
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木津宗詮
2024年5月13日読了時間: 1分
5月13日 稽古場の床
本日の大阪稽古場の床は先代家元有隣斎の横物「青山緑水」を掛け、前にインドネシア土産の籠に露草を入れました。
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木津宗詮
2024年4月25日読了時間: 1分
4月24日 稽古場の床2
夕方からの稽古の床に、江戸時代中期から後期にかけての公家花山院愛徳(よしのり)の一行「茶味有清趣」を掛け、鉄仙と深山南天を高取焼蹲花入に入れました。 花山院愛徳は同家29代当主で従一位右大臣に進み、当時入木道(書道)に優れ能書として著名でした。天明8年の大火で京都が烏有に帰...
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木津宗詮
2024年4月25日読了時間: 2分
424日 稽古場の床
本日の祇園稽古場は、木津家3代聿斎宗泉と南画家の小室翠雲の合作になる竹筍図です。花は苧環と小手毬、黒臘梅を安南染付花入に入れました。 聿斎と翠雲との合作が数点残されています。聿斎の花押からは40代の作のようです。翠雲は「添筍翠雲(印」」と書き添えていて、はじめに聿斎が中央に...
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木津宗詮
2024年4月21日読了時間: 1分
4月21日 稽古場の床
本日の稽古の掛物は、裏千家5代不休斎の「猿回し」画讃です。花は唐椿に小手毬を伊賀焼耳付花入に入れました。 いとなみに まはさるゝのも 廻るのも まはりもちにて 世はたつたかな 千与三郎(花押) 営みというものは回されるのも回るのも、所詮はお互いに回り持ちで世の中成り立ってい...
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木津宗詮
2024年4月21日読了時間: 1分
4月20日 稽古場の床
本日の東京稽古場の床は、大徳寺の宙宝一行「今日残花昨日開(きょうのざんかきのうひらく)」です。 今日残花昨日開 前大徳松月老衲書(印) この世には残花なんて存在しません。全ての花は今日を盛りとして精一杯咲いています。「残花」とは人が勝手にそう呼んでいるだけです。宙宝和尚は残...
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木津宗詮
2024年4月17日読了時間: 1分
4月16日 稽古場の床
七代家元直斎が薄墨で豪快に認めた「萬国春」です。花は肥後椿と乙女椿、黒臘梅。 「萬国春」という語は初代松斎宗詮が江戸から生まれ故郷の大坂に帰る時に松平不昧公から餞別として拝領した墨蹟「寒松一色千年別あり」に続く「野老拈花(ねんげ)万国春」からとられた句の一節です。わが家とは...
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木津宗詮
2024年4月14日読了時間: 1分
4月13日 稽古場の床
三代聿斎宗泉の置字になる「萬朶」です。ミャンマー土産の蒟醤薄板に萩井一司の唐銅立鼓花入を置き乙女椿に山吹を入れました。 萬朶 發為桜 聿斎(花押) 聿斎横物「万朶発為桜(ばんださくらとしてはっす)」です。 朶(だ)とはしだれるとかたれる。枝や花・実などがたれさることをいいます。
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