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あれから7年

執筆者の写真: 木津宗詮木津宗詮

私の七代宗詮襲名の記念に執筆した『千一翁 宗旦の子に生まれて』(宮帯出版)が、公益財団法人三徳庵(大日本茶道学会)な茶道文化学術評価され、茶道文化学術奨励賞をいただきました。

ちょうどその授賞式が学士会館で行われたのが2014年6月16日でした。あれから7年の歳月が経ったちました。










編集をしてくださった杉本さん、後藤さんには大変お世話になりました。また、社中や家族の支えのおかげです。そして何より熊倉先生のご高配は格別でした。本当にありがたいことです。

また、後日社中のみなさんが平安神宮でその受賞のお祝いの会をしてくださいました。名誉顧問の冷泉貴実子先生も駆けつけてくださり、過分なお祝いのお言葉をいただきました。本当に晴れをさせてくれました。とても嬉しく、また本当にありがたいことでした。





今では一翁さんが、宗旦さん14歳のときの子というのが11年ずれていたことも受け入れられ、その生年も訂正されたようです。そもそも木津家に入家する前の「大江崇之」の最後の発見したことを機関誌に執筆したことに端を発し、それまで調べてきたことをまとめたのがこの本です。まことにおこがましいことですが、良い仕事をさせてもらえたと思っています。また、一翁さんの正しい生年を発見できたのが宗旦さんの遠忌の前年だったことがとても感慨深かったです。なにより「大江崇之」としてこの世に送ってくれ、そして育んでくれた両親への報恩のひとつになったと思っています。








いずれにしろ7年の歳月が経ちました。その後どれほどの仕事ができたのかと思うと斬鬼の至です。まさに歳月人を待たずです。うかうか日々を過ごさないように心がけなければならないと思う今日この頃です!

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