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いつなりにけむ



望月玉溪(印)

た丶ひとつあそふとみえしはなかけの

(蝶図)はふたつにいつなりにけむ 信行  明治の御歌所寄人(おうたどころよりゅうど)の須川信行賛になる望月玉溪画「蝶図」です。一匹の蝶だと思っていたところ、実は二匹の蝶が重なって花の間を飛んでいたのです。  一般的に茶の湯では蝶というと「荘周の夢」としてはかないものとして追善などに用いられます。私はこの軸を毎年この時期の稽古で床に掛けて稽古しています。  あちらこちらで桜の花が開き始めました。いよいよ春爛漫の好季を迎えました。

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