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執筆者の写真木津宗詮

ホリシュタイン

大正14年の三代聿斎宗泉の試筆「牛絵」茶碗です。焼きは九谷の須田菁華です。


この牛は和牛ではなくホリシュタインですね。ホリシュタインはライン川下流のデルタ地帯 の在来種が起源だそうです。ゲルマン民族の移動に伴われて西に進み、オランダに定着して乳用種として改良され、ドイツのシュレースヴィヒ=ホルシュタイン州にちなむ名前とのことです。日本には明治18年にアメリカから入りました。ヨーロッパでは肉乳両方を目的に飼育されますが、日本は雪印の影響もあり、乳牛のイメージが強いですね。






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