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令和4年 昨夢会

9月10日(土)、大徳寺塔頭黄梅院で恒例の昨夢会が開催されました。

初代宗詮は黄梅院14世大綱和尚に参禅し「松斎」の号を授けられ、和尚の『空華室日記』にその交誼之深かったことが各所に認められています。

昨夢会はそうした二人の縁を大切にし、新たにご参会の皆様と共にご縁を結んでいただくという趣旨で黄梅院現住職小林太玄和尚のおすすめで始められた会です。

今宵の中秋の名月にちなんだ道具組でお茶をお召し上がりいただきました。また本年は木津家5代柳斎宗詮の25回忌に正当しその追善法要も営んでいただきました。

残暑厳しく、新型コロナも未だ沈静化しない中でしたが、本年も無事に終えることができました。これもひとえにご参会くださいました方、水屋を手伝ってくれた社中のご高配の賜物です。心より御礼申し上げます。

              

              会 記

                            時、九月十日

                            於、黄梅院

              寄 付

床  大綱和尚筆 瓢箪画賛

    瓢、々、汝真瓜の位もなく、西瓜の暑をはらふ徳もなし、

    しかれと気の軽く、中虚しくして無よくなれは、仙人も

    汝を友として、酒をいれてこしに携へ、あるは駒を出し

    て楽しめり、汝瓜の類にゐて、包丁の難にあはさるハ智

    也、鯰を押へてのかさしむるは仁也、羽柴公の馬印とな

    りて強敵をくたくは

     うかゝゝとくらす様ても瓢たんの胸のあたりに〆くゝりあり

  前に松斎銘宝の土瓢と冷泉為恭所持瓢を置く

 脇  聿斎筆 得浅斎辞世 先考の辞世記憶のまゝ

     われの世は 勝手ながらに望みなし地獄極楽神のまにまにまに

香合 肥後瓢 真伯在判 得浅斎箱 

  帛紗 有隣斎武蔵野画賛 月

  炭斗 高松産 蓮組平 在判共箱    

  羽箒 鶴 一双之内 呼嵩岳遐齢 戊午(大正七年) 聿斎箱

  鐶  大角豆                        徳元造

  釜敷 一指斎好 讃岐円座 明治乙酉(明治十八年)夏 一指斎箱

  火箸 真伯好 鉄竹形梅鉢文                 金長造

  灰器 朝鮮渋草 昭隠老師箱 聿斎甲書 

      癸丑(大正二年)秋聿斎朝鮮陶窯にて造らす       

 灰匙 高麗 匙                 

            濃茶席

床  天佑和尚筆 一行 牀前看月光

 脇にアンコールワット石を桂盆に載せる

花入 昭隠老師 竹置筒 銘吐月 嵯峨野々宮竹 

    乙卯秋 在判共箱             

 花  季のもの

釜  松斎好 繰口尾垂 万代屋 共箱             浄寿造

 風炉 眉                          宗元造

 板  荒目                         利斎造

 先  青竹結界

水指 済州島土産 瓶蓋          

茶入 信楽 瓢 銘顔回 宙宝和尚在判箱 嶺雲室老師外箱

茶碗 大綱和尚手造 赤 乙牛(文化二年)小春二十六日 共箱

 替  御本 銘海岸 松斎箱

 々  出雲焼 茂山刷毛目写

 々  大樋焼 黒 銘お高祖頭巾 有隣斎箱        長左衛門造

 々  荒陵山文字 天目 木四天王寺下寂善元貫主筆 聿斎箱

茶杓 大綱和尚 竹 玉兎 共筒 拙叟和尚箱

 蓋置 祥瑞 竹 福寿

 建水 唐銅 官休庵伝来形餌畚                浄益造

御茶 嶺雲の昔                      祇園辻利詰

菓子 松斎好 さざれ水                  京都鶴屋製

 器  真塗縁高                           

              薄茶席

床  不昧公筆 発句 きら星のならひの陰や瓜の顔

花入 宗栄作 竹 舟 銘かいつふり 在判共箱         

 花  季のもの

香合 長栄寺五葉松 円 清海泰堂筆写 慈雲尊者墨痕吟月  宗哲・良哉造

 釜敷 銀 紙                         表吉造

釜  芦屋 霰 松鶴円窓地紋 真形  

 風炉 獅子面 切合

水指 鉄鉢形 黒釉 武蔵野絵 聿斎箱 庚申(大正九年)     陶山造 

 棚  某好 立礼卓 

茶器 一指斎 瓢 在判共箱

茶碗 大樋焼 飴釉 平 銘ますかゝみ 愈好斎箱         長寿造

 替  朝鮮白瓷 銘白鴎 愈好斎箱

 々  瀬戸 内梅花紋天目 明治十四年北野献茶時造之 聿斎箱  半介造

 々  瀬戸 内梅花紋天目 明治十四年北野献茶時造之 露香箱  半介造

 々  対州刷毛目 銘溪聲 不徹斎箱              東吾造

 々  灰釉 平                        東哉造

 々  片身変御本手 平 東莱迫間別邸の土を以て        正和造

 々  唐津焼 十文字 平

茶杓 愈好斎 陶 銘気遣ひ 戯書 共筒共箱

 蓋置 愈好斎好 武蔵野 共箱                蘇山造

建水 ミャンマー土産 南鐐仏器

菓子 讃岐葵 自家製干柿

 器  聿斎好 金四分一 青海盆 共箱             金長造

 莨盆 一閑 行李蓋                      

 火入 俵                           菁華造

 莨入 椰子之実

 煙管 認得斎好 夕顔彫                    浄益造

 香箸 菊頭                         宗三郎造 

                            

              点心席

床  昭隠老師筆 二行 一片月生海幾家人上楼

脇  聖牛画 栗図                          

花入 宗全作 手付籐籠 覚々斎在判 宗参箱

 花  季のもの

                                 以上


































































































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