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執筆者の写真木津宗詮

喪中ハガキ

40歳を過ぎてから年々師走になると喪中ハガキをもらう枚数が増えます。お世話になった方、また奥さんが、ご主人がお子さんが何月に亡くなったから新年のご挨拶を遠慮するという旨の家族の方からの挨拶状です。

そうした中、とてもお世話になった方の大切なご家族が亡くなったとの挨拶をいただきました。本来ならお参りさせていただきお悔みを申し上げる義理のある人です。今更どうにもならないのでお花を送り御霊前にお供えいただきました。そしてお礼の電話をもらいました。すると先方はどのようにして亡くなったかを説明してくれます。中には逆縁でご子息が亡くなった方がいました。話しを聞くだけでいたたまれない思いで、また、その方も半年以上経ち少しずつ忘れていくのを改めて思い出させてしまいました。たまらない思いです?

近年、家族葬が流行しています。経費をかけず少しでもお金をあとの人に残す。また、長生きする時代になり亡くなった方の人間関係がわからない、葬儀のあとの付き合いが楽だとかいろんな意図があります。その気持ちはとてもよくわかりますが、人によっては報せてほしいというケースもあります。半年以上経って対応に苦慮する場合があります。そういう意味では私は家族葬には反対です?香典を辞退してくれればいいです。お返しもいりません。見返りを求めて葬儀にお参りする人はいないと思います。だからハガキでなくていいです。単にコピー用紙に挨拶文を書いたもので十分です。それよりは亡くなったことを報せてもらいたいです。お参りする方も受ける方もその方が楽だと思います。

ますます高齢者が増え、当然、亡くなる方も増えていきます。こうした風潮をなんとならないものかと思う昨今です。


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