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変ずれば則ち通ず

執筆者の写真: 木津宗詮木津宗詮

更新日:2020年3月8日

行き詰ったらその場で手をこまねいていても何も変わりません。行き詰まったらそれまでの自分ではなく新たな自分に変わらなければなりません。自分自身が変わればおのずから新たな道が開かれるのです。とことんあがいてこそ出口がみつかるのです。努力なしには何も新たな展開は生まれません。行き詰ってなにもしないでいてはいつまでたってもそのままです。今までのやり方や考え方に固執している状態ではなにも生まれません。いつまでたっても生まれるべきものも生まれないし、道も開かれません。「変える」ことこそが大事なのです!

 南宗寺吹毛軒老師の扁額です。私が宗詮襲名前、宗隆の時分にいただいたものです。出展は天文・地理・人事・物象を陰陽変化の原理によって説いた『易経(周易)』です。南宗寺の客殿の余材に書かれたものです。なんの役にもたたない木っ端を活かすという老師の思いが込められています。




  窮則

  変 

  変則

  通

  為宗隆居士

  碩應(花押)


  窮すれば則ち変ず。 変ずれば則ち通ず

  宗隆居士の為

碩應(花押)


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