天神さんと牛
- 木津宗詮
- 2022年3月30日
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牛は天満天神の神使とされ、道真公を祀る神社の境内には臥牛の像がみられます。北野天満宮の各所にも祀られています。
道真公と牛は格別縁の深い動物です。道真公は承和12(845)6月25日、丑年生まれです。また、道真公が配所太宰府で亡くなり、その遺体を牛車で運んでところ、途中で牛が伏せて動かなくなったために付近の安楽寺に埋葬されました。その後、墓所には社殿が造営されてのちに太宰府天満宮となりました。また道真公の御神号が「天満大自在天神」とされていました。「大自在天神」とは、ヒンドゥー教の神「シヴァ神」にあたり、シヴァの乗り物は白い牛とされることにもよるとのことです。他にも道真公と牛にまつまる逸話がいくつも残されています。

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