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執筆者の写真木津宗詮

徳川家康手植え「臥龍梅」

 2年前に静岡市興津の清見寺を訪ねました。寒い中を一條文昭老師自ら親しくご案内してくださいました。

 清見寺は奈良時代の創建と伝えられ、鎌倉時代に禅寺として復興され、足利尊氏や今川義元の帰依を受けて繁栄しました。また、徳川家康が今川氏に人質としであった時、当時の住職太原雪斎に師事して学問をしました。その部屋とされるものが今に伝えられています。江戸時代には徳川氏の庇護を受け、朝鮮通信使や琉球使の接待が行われ、彼らが揮毫した額や関連の品が多数残されています。

 境内には徳川家康手植えの梅「臥龍梅」の古材で作られた茶杓を一條老師からいただききました。銘は「仙龍」で筒は老師、箱書は徳川宗家の徳川恒孝氏です。今月の稽古で使わせてもらってます。






















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