松斎歌集11

さかづきに影をうけつゝ木のもとの

月はおほろに花のちるかな

   花におくれ来て

   かけ新に花の残りあるを

ありなんとおもはさりしに散花は

雪かとのみもおもほゆるかな

   小女の牡丹を

   たつさへ来る時

小女子は手折てもちしふかみ草

かほにうつろふ紅のいろ

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石ひとつ

石ひとつ筆にも濡れて初時雨 武者小路千家11代家元一指斎が友禅染地露地絵に発句を書いています。 十徳を着た宗匠が正客で、次客と末客は裃を着用し腰に脇差をさした武士です。時雨が降っているのでそれぞれ露地笠をかざし下駄を履いて飛び石をすすんでいます。初時雨ということから炉開き、または口切の茶事に招かれたのでしょうか?よく見ると正客と次客の間の飛石があとから墨で書き加えられています。着賛された発句の「筆

六根

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