• 木津宗詮

松斎歌集3

   朝霧

常にみる山辺もけさは遠きかと

みするは霧のなひくなりけり

   野薄

秋の野の千草の中に穂にいでし

われを招くは薄なるらん

   松

住吉の浦辺の岸の小松まで

神の御国の千代はへぬらん

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