松斎賛 斎藤楽亭画 時鳥図


南山時鳥啼一聲 松斎(花押)

絵師斎藤楽亭の時鳥の絵に初代宗詮が着賛した作である。 楽貞は名を則順。字は士経、又は士敬、号は蘭亭とも号した。京都の人で、新町今出川北に住した。生没年末詳。『平安人物志』の文政五年と文政十三年、天保九年の画の項に名が記されている。

ホトトギスは、知ってる限りでは、杜宇、杜鵑、時鳥、子規、不如帰、蜀魂、田鵑などたくさんの異名がある。5月ごろ、インドや中国南部から日本まで渡ってきて、ウグイスの巣に托卵する。 昔から夜に鳴く鳥として珍重され、その年に初めて聞くホトトギスの鳴き声を特に初音といい珍重している。

松斎の賛も時鳥の初音の一声を記している。

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石ひとつ

石ひとつ筆にも濡れて初時雨 武者小路千家11代家元一指斎が友禅染地露地絵に発句を書いています。 十徳を着た宗匠が正客で、次客と末客は裃を着用し腰に脇差をさした武士です。時雨が降っているのでそれぞれ露地笠をかざし下駄を履いて飛び石をすすんでいます。初時雨ということから炉開き、または口切の茶事に招かれたのでしょうか?よく見ると正客と次客の間の飛石があとから墨で書き加えられています。着賛された発句の「筆

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