松斎 和歌浦袋貝香合








和歌浦の袋貝(檜扇貝)の内側に金箔を張って香合としたものである。

 檜扇貝とは扇形の形状で、殻頂の前後に耳状突起があり、赤、橙、黄、紫などの色の貝がある。名前のいわれは、形や色をヒノキ材の薄板を束ねて作った桧扇に例えたことによる。