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水上げに行く

大徳寺の宙宝宗于の一行「東山水上行」です。


出典は中国唐末 の雲門文偃(うんもんぶんえん)の語録『雲門廣録』です。


問う、如何なるか是れ諸仏出身の処。師云く、東山水上を行く。


ある僧が、仏はどこにいるのかと尋ねた時、雲門が東山(湖北省馮茂山)が水の上を歩いて行くと答えました。のちに「破れ園悟」の墨跡で有名な園悟克勤(えんごこくごん)は雲門は「東山水上行」と答えたが私は違うといいました。

私なら薫風自南来(くんぷうみなみよりきたる)、殿閣生微涼(でんかくびりょうをしょうず)と答えてやろう。これを聞いて大慧宗杲(だいえそうこう)は言下に大悟したたそうです。


まことに悟りの世界は奇妙奇天烈です。凡夫には計り知流ことのできない境涯です。

むかし愈好斎・有隣斎の門人であった帛紗屋の主人がいました。まことに軽快な飄々とした方でした。彼はこの東山水上行を、

ひがしやまにみずあげにいく

と読むのだと言ったという逸話があります。禅の悟りとは全く反対で、花街を極める境涯をいったことばです。

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