流水寒山路

本日の稽古の床は私が描いた時雨の絵に大徳寺管長髙田明浦老師が「流水寒山路」と着賛してくださった軸です。



今から9年前、50歳の時に半白の連会茶事を黒谷の西翁院「淀看席」で催しました。まことに名誉なことに、老師がその連会茶事ににお越しくださいました。その時、記念に老師がこの句を認めてくださいました。わが家の家宝の一幅です。



出典は絶海中津の『蕉堅稿』で、


流水寒山路 深雲古寺鐘

流水寒山の路(みち) 深雲(しんうん)古寺の鐘


谷川の水音を耳にしながら、山路を歩いていけば、遠くから寺の鐘が聞こえてくる情景を読んだものです。静かな自然の情景そのものが、ほとけの姿であるという意味も含んでいます。


子供の頃の一年はとても長かったです。ところが 50を過ぎてからの時間の経過は本当に早いもので、来年還暦を迎えます。本当に不思議です。

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