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浅利とる人や目出度年のくれ

初代松斎宗詮の「郡宛書状」です。


昨今存外長閑ニ

相覚へ申候然ハ

南紀ゟあさり貝

任到来進上仕候

     當年

□にて風与

 浅利とる

   人や

    目出度

   年の

    くれ

可笑〳〵

     かしく

    卜深庵 

 朧廿九日

 郡様

尚々御令室様へ

     りうゟ

宜敷申し上呉候様

     申候かしく

昨今存外(ぞんがい)長閑(のどか)に相覚へ申し候ば、南紀よりあさり貝到来に任せ、進上仕り候、当年、□にて風与(ふと)

浅利(あさり)とる人や目出度(めでたき)年のくれ

可笑(かしょう)可笑

かしく

卜深庵 

朧二十九日

尚々(なおなお)御令室様へりう宜敷く申し上げ呉れ候様申し候、かしく


松斎の門人郡氏に宛てた書状です。新しい年を迎える準備で慌ただしかったのも暮もいよいよ押し詰まり29日ともなるとかえって長閑に感じるようになりました。あさり貝が南紀(南海道紀伊)・和歌山から到来し、郡氏にお裾分けしました。ふと一句浮かびましたのて、お笑いぐさまで。

磯であさり貝をとる人も、いよいよめでたく新年をむかえる暮であることよ。

妻のりう(柳)からも奥様によろしくお伝えください。


今年もいよいよあと3日となりましたが、年内に処理すべきことが山積みです。長閑な気持には程遠いです。

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