王鞬南(おうけんなん)

黒谷金戒光明寺の塔頭西雲院はは、安土桃山時代の慶長文禄の役で捕らえられて日本に連れて来られた李氏朝鮮の宗厳が開基になる寺です。





西雲院の山門をくぐった左側に、蓮台に坐して左足を垂らし右足を左足の太ももの上で組んだ半跏趺坐(はんかふざ)で、右手に蓮華を持ち、チベット仏教のラマ僧のような帽子を被ったちょっと風変わりな石仏があります。住職の話によると観音菩薩とのことです。蓮台の下の基壇正面には「大明国 福建道 福清県 六親法界等」、右側面には「杳山王鞬南居士」と刻まれています。