9月27日(金)、ご縁があり京都宇治市の興聖寺開山忌で献茶を奉仕します。 興聖寺は中国(南宋)から曹洞宗をわが国に伝えたい道元禅師が帰国後最初に建立した寺で、「曹洞宗高祖道元禅師初開之道場」とされています。 法要は午後16時からとなります。茶席の設えはありませんが、法要の参列は可能です。 道元は帰国後、しばらく建仁寺に身を寄せた後、深草(京都市伏見区深草)に興聖寺を開山します。その後、道元禅師は越前領主波多野義重の勧めで越前へ赴き、興聖寺は4代で廃絶します。江戸時代になり、淀城主の永井尚政が万安英種を招聘して5世住持とし、伏見城の遺構を用いて本堂、開山堂、僧堂、庫院、鐘楼、山門などの諸堂を建立整備して再建したのが今日の興聖寺です。 当日、参加ご希望の方はご遠慮なくお申し出ください。
石門脇の曹洞宗高祖道元禅師初開之道場碑
琴坂
興聖寶林禅寺扁額
老梅庵(開山堂)の道元禅師木像
本堂より眺めた前庭
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