木津宗詮2019年3月3日読了時間: 1分花笑斎作 竹茶杓 銘住吉花笑斎になる道具はまことに少なく、この茶杓はそうしたものの一つである。 かって花笑斎は門人の辻阪邦子の神戸市灘区住吉のマンション内の茶室の設計をし、その席開きの祝いに削った茶杓である。シミ竹を用いて比較的幅広く削られた美しい茶杓である。 住吉は本住吉神社の門前町で、同神社は、神功皇后の三韓征伐からの帰途船が進まなくなり、神託により住吉三神を祀ったことにはじまるとされ、同社が住吉三神鎮祭の根元とのことから「本住吉」と呼ばれている。
花笑斎になる道具はまことに少なく、この茶杓はそうしたものの一つである。 かって花笑斎は門人の辻阪邦子の神戸市灘区住吉のマンション内の茶室の設計をし、その席開きの祝いに削った茶杓である。シミ竹を用いて比較的幅広く削られた美しい茶杓である。 住吉は本住吉神社の門前町で、同神社は、神功皇后の三韓征伐からの帰途船が進まなくなり、神託により住吉三神を祀ったことにはじまるとされ、同社が住吉三神鎮祭の根元とのことから「本住吉」と呼ばれている。
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