天正15年(1587)10月1日に豊臣秀吉公が北野天満宮の境内一円で北野大茶湯を催しました。その故事に基づき、毎年12月1日に献茶祭が催されます。その際、使用する碾茶を神前に奉献する祭典が茶壷奉献祭です。碾茶は、木幡・宇治・莵道・伏見桃山・小倉・八幡・京都・山城等の各茶師・茶商により茶壺に入れられ、奉献され、献茶会役員により茶壷の口切りが行われます。
本年は武者小路千家家元の当番となり、家元代理で茶壷奉献祭参列しました。新型コロナ禍のため神職・役員関係者のみにより厳粛な中粛々ととり納められました。
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