木津宗詮2023年8月14日読了時間: 1分酒津焼(さかづやき)有隣斎筆「飛流」平茶碗酒津焼は岡山県倉敷市酒津の窯で、明治2年に倉敷の実業家岡本末吉が地元の良質の陶土に目を付け、山口県萩から職人を招いて窯場を開いたのが始まりです。当初は食器など日用雑器を焼いていました。のちに民藝運動の柳宗悦や浜田庄司、バーナード・リーチらが来訪して指導し、花器や茶器など趣のある民芸陶器が主流となりました。その作風は分厚く、堅牢、飾り気のない意匠で、灰釉を中心とした地味な風合いが特徴です。銘の「飛流」は瀧のことです。
酒津焼は岡山県倉敷市酒津の窯で、明治2年に倉敷の実業家岡本末吉が地元の良質の陶土に目を付け、山口県萩から職人を招いて窯場を開いたのが始まりです。当初は食器など日用雑器を焼いていました。のちに民藝運動の柳宗悦や浜田庄司、バーナード・リーチらが来訪して指導し、花器や茶器など趣のある民芸陶器が主流となりました。その作風は分厚く、堅牢、飾り気のない意匠で、灰釉を中心とした地味な風合いが特徴です。銘の「飛流」は瀧のことです。
Comments