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執筆者の写真木津宗詮

11月10日稽古場の床

賀茂季鷹が裏千家玄々斎の口切茶事に招かれた時に詠んだ発句を床に掛けました。前に明治14年に一指斎が北野天満宮で初めて献茶を奉仕した時、平瀬露香が献茶道具一式を奉納した茶壷の控えを飾りました。口覆は昭和天皇即位の時の唐櫃に掛けられた布のお下がりで仕立てたものです。花は昨日水無瀬神宮の宮司さんにいただいた順徳天皇遺愛の「都忘の菊」を胡銅熨斗形花入に入れました。


  茶の中立にて炉の

   枝炭に薫る梅か香と

  相客の中にいひしかは

          季鷹

挽きたての

    茶は鴬の

       色に似て





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