12月19日稽古場の床
- 木津宗詮
- 2022年12月20日
- 読了時間: 1分
大阪の稽古場の納会です。6代家元真伯の高弟で売茶翁安田是誰の一行「無事是貴人」をか掛け、竹一重切花入に椿とドウダンツツジを入れました。なお署名の「九々翁」は99歳ではなく、81歳の翁という意味です。九九、八十一でかけ算。初めて見た人は99歳でとても長生きしたのですねと感心していました。いずれにしろ81歳の老人のまことに力強い一行書です。是誰は売茶翁とは肝胆相照らす仲で、禁裏の鍛冶屋で日本鍛冶宗匠三品家の高弟でもありました。


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