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12月19日 稽古場の床

執筆者の写真: 木津宗詮木津宗詮

今日は父の稽古場の納会です。床に初代松斎宗詮の参禅の師大綱和尚の筆画讃を掛けました。

              大綱

   歳暮

いそかしくことしもくれぬ老か身に

筆とらぬ日ハなき事にして

大綱和尚はまことに筆まめな人でした。安政7年(1860)に89歳で示寂(じじゃく)し、文化13年(1816)45歳の3月朔日から、示寂する2日前の2月14日に至る44年間にわたる日記『空花室日記』77巻を残しています。多くの墨蹟も認めています。この詠草にはそうした和尚の思いが込められています。


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