8月8日稽古場の床

初代松斎宗詮の一行「雨降地上湿(雨降りて地上の湿い)」を掛けました。



雨が降れば大地が潤います。草木は雨によって潤い、葉を繁らせ花を咲かせ、そして実らせます。まさに「慈悲」の雨です。ただしそれにも限度があります。昨今の豪雨による被害を及ぼす雨は「無慈悲」の雨です。天気は人の力ではどうにもなりません。昔も今も祈ること以外になすすべがありません。なんと人の非力なことか。雨があるからこそ晴れのありがたみを感じることができます。そんな穏やかな雨が降ってくれることを願うばかりです。