かんてき

 関西地方では「七輪(七厘)」のことを「かんてき」といいます。わずか7厘(1厘は円の1000分の1)ほどの燃料費で煮炊きがたりることからこの名があるといわれています。江戸時代中期の国学者谷川士清 (ことすが) が著わした国語辞典である『倭訓栞(わくんのしおり)』にはすぐ火がおこることから,「癇癖(かんぺき)」の語が転訛して「かんてき」とよばれたとあります。

 形状は円筒形、四角形、長方形がなどがあり、家庭での炊飯や煮炊きに用いられる小型で移動のできる土製のこんろです。原料は珪藻(けいそう)とよばれる微生物がが海や湖沼などで大量に増殖し死滅し化石となった珪藻土です。珪藻土が耐火性と断熱性に優れていることから材料として用いられています。