今年83歳になる古い社中と久しぶりに食事をしました。新型コロナにより長らく会うことも叶いませんでした。そうしたことからとても嬉しい晩御飯となりました。
家元での内弟子を終え、ペイペイで頼りない私を陰になり日向になって支えてくれたご婦人です。今日あるのもこの方の賜物です。一人で尼崎のマンションで暮らしています。阪神大震災はじめ多くの苦難を乗り越えて来られました。想像を絶する悲しい体験もされました。近年は老いて稽古にもほとんど参加されることがなく妻とともに心配していましたが、心身共に壮健にされていてとても安心しました。
この仏像は彼女が大切にお祀りしている弁天さんです。私にとっては彼女は弁天さんであり、何よりもう一人の母です。いつまでもいつまでもお元気でいてもらいたいと切に願っています。
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