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有明の空

執筆者の写真: 木津宗詮木津宗詮

有明の空に昇る月のことをいいます。夜が明けかけても空に残っている月。本来は十六夜以降の月の総称で旧暦16日以後の月をさします。別名「二十日余りの月」ともいいます。


秋霜

ことわりに過きても寒し長月の

有明の月にしもやかゝらん



幕末の歌人香川景樹の短冊「秋霜」てす。

今日は旧暦11月4日です。歌は9月の有明の月で「月に霜がかかる」と詠んでます。今日は比較的暖かい朝を迎えました。それにしても今年はまだ霜が降りていません。景樹の時分は9月の有明の頃に霜が降りていたようで今よりずっと寒かったみたいです。世間で騒がれている温暖化を実感できる和歌です。



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