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目の輝き

私たちの日本は世界有数の発展した豊かな国です。遠い昔に忘れ去られたものがインドネシアに限らず東南アジアや中国・韓国・台湾には今も生き続けています。それは中世、近代、近世のわが国にごく当たり前に存在したものです。よく他のアジア諸国を遅れた国と見下す人がいますが、それは大いなる間違いだと私は常々思っています、自分たちもそうした時代を経て今日があることを思えば決してそれをバカにできないはずです。また、そこには文化、風土、地勢、歴史、社会等の違いがあってのことです。まさに所変われば品変わるです。たまたま私たちは現在の日本に生まれただけであり、同じような段階を経て祖先が勤勉に努めてくれたおかげでしかありません。それなのに現状をかさにきて彼らを見下すのは天に唾する行為と言えるのではないかと思います。常に相手を尊重して接しなければならないと考えています。習慣や作法の違いはありますが誠意を持って接すれば通じるものがあります。かつてミャンマーでポーターたちと蝋燭の灯りの素でヘビを肴に闇酒を飲んだ時も、フィリピンのスラムで夜中に酒盛りをし、翌日、彼らの家を訪れて朝食をご馳走になった時も、ベトナムで酒盛りをしている人たちの仲間に入れてもらった時も、同じくベトナムの田舎の村で結婚式に加わりいつのまにか席を設けてくれていた時も、韓国の屋台で見ず知らずのおばさんに酒と料理をご馳走してもらった時等、いずれも言葉は全くダメでも身振り手振りで打ち解けて楽しむことができました。ただし、外国であるということは常に忘れず注意もしていましたが。

過去を振り返ることにより見えてくるものがあります。それが進歩発展に大層利するものがあると思っています。私はそうしたものを大切にしなければならないと考えています。私たちは進歩発展を手に入れることの代償として失ったものもあります。この国の貧しい人々の中にその失ったものを見ることができたつもりです。本当に多くのことを教えてもらいました。私を歓待してくれた子どもたちに勤勉に働いて家族を支え、そして頑張って勉強して立派な大人になって欲しいと切望しました。きっと彼らの中にそうした人が現れるはずです。私は彼らの目の輝きにその力があると信じます!


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