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真鍮墨入

李朝の真鍮製墨入れです。中に綿を入れて墨汁を染み込ませて、日本の矢立のように用いていました。

李朝の金工品は繊細な象眼や刻文を施した技巧的なものにその特徴が発揮されています。この墨入れも人物を象嵌とし、刻文が施されています。古民家や陶芸などは繊細さに欠ける、どちらかというと朴訥で侘びたものですが、金工品には繊細で品のある作品が多く見かけられます。私はこれを香合に見立てて使ってい、みなさんに喜んでもらっています。




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