9月27日、オンライン研究会「敲茶会」の撮影で訪れました。
ご承知の通り、宇治は茶所で、茶の湯とは格別縁の深い地です。宇治川にかかる宇治橋橋の西詰から三つ目の柱間に設けられ、上流側に張り出した部分を「三の間」といいます。ここは宇治橋の守護神「橋姫」を祀った名残といわれています。また、豊臣秀吉が茶の湯の水を汲ませたところともいわれており、10月の茶まつりの際『名水汲上の儀』が行われます。また、宇治橋の北詰の茶店「通円」は、代々宇治橋の橋守をつとめ、11代通円は豊臣秀吉の信任を受けて宇治川の水を汲み上げる役を務め、その時に釣瓶も今日に伝わっています。他にも橋姫神社、興聖寺等の取材を行いました。
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