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絵羽織

執筆者の写真: 木津宗詮木津宗詮

絵羽織を着た女性を見ることが本当に無くなりました.かつては和服を姿の女性が、 肩から裾にかけての全面を利用して模様の入った絵羽柄の羽織を、正月や観劇、会食、訪問などのお出かけに着用していました。子供の頃の記憶に、絵羽織姿のお母さんが入学式に出ていたのが懐かしいです。また修行時代に家元に来られた絵羽織を着たご婦人が、ご挨拶に見えて玄関先で脱いでご挨拶されていました。ちなみに羽織は正装ではなく、道中着なので脱いでいたのです。これも懐かしい思い出です。

それにしても昔の絵羽織は本当に長く、とても華やかな印象です。それにしてもこの女性の羽織はすごく長い!


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