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茶摘み

執筆者の写真: 木津宗詮木津宗詮

福寿園の吉永さんのご案内で京田辺の茶畑と、井出町の製茶工場を見学しました。茶摘みというと八十八夜のイメージですが、抹茶に臼で挽かれる前の碾茶(てんちゃ)の5月20日ごろの大安の日から始められます。そしてそれをすぐに製茶します。覆下の茶園はとても暑く、朝の四時ごろから夕方の四時くらいまでで、主に女性の仕事です。製茶工場は気温が50度近くとんでもない暑さでした。ちなみに100キロの茶葉が蒸して乾燥させ軸を取り除くと17キロの碾茶となり、お茶屋で葉脈を除いて臼で挽いて抹茶になると10キロになります。日頃、何気なく飲んでいる抹茶がこんな大変な作業で作られているのを体験し、お茶の有難み、その価値を実感しました。おかげで今まで以上にお茶を美味しく頂くことができるようになりました。



















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