荒和祓 

荒和祓 みそき河なかはをこゆるとし波の 早瀬になかすあさの大ぬさ 為村



冷泉家中興の祖為村の短冊「荒和祓(あらにとはらえ・あらにぎはらえ)」です。 「夏越の祓」「水無月祓」のことを詠んだ和歌です。 「大麻(おおぬさ)」とは、本来は「ぬさ」の美称で、「ぬさ」とは神への供え物や、罪を祓うために使用する物のことです。主として麻や木綿(ゆう)、のちには布帛や紙が使われるようになりまし。歌の意味はあっという間に一年の半ばを越えてしまった。半年の間の罪や穢れを祓いに用いる大麻に託してを水の流れの速い瀬に流す、という具合です。禊祓いは、穢れや厄を祓うものです。『古事記』にでは、伊弉諾尊が黄泉の国で受けた自分の穢れを祓う目的で禊祓いをして心身を清めたこ