木津宗詮2020年4月17日読了時間: 1分蓮花草 むかしは、この時期どこの田んぼでも蓮花草が満開で、紅紫色の絨毯を敷き詰めた光景を見ることができました。蓮花草は田んぼに種を蒔いて緑肥として利用されていました。化学肥料が用いられるようになりめっきり目にすることがなくなりました。なにかさみしい気分です。 大阪の四条派の画家須磨対水(すま たいすい)の「蓮華草図」です。59回の閲覧0件のコメント5 いいね! いいね!されていない記事5
むかしは、この時期どこの田んぼでも蓮花草が満開で、紅紫色の絨毯を敷き詰めた光景を見ることができました。蓮花草は田んぼに種を蒔いて緑肥として利用されていました。化学肥料が用いられるようになりめっきり目にすることがなくなりました。なにかさみしい気分です。 大阪の四条派の画家須磨対水(すま たいすい)の「蓮華草図」です。
石ひとつ石ひとつ筆にも濡れて初時雨 武者小路千家11代家元一指斎が友禅染地露地絵に発句を書いています。 十徳を着た宗匠が正客で、次客と末客は裃を着用し腰に脇差をさした武士です。時雨が降っているのでそれぞれ露地笠をかざし下駄を履いて飛び石をすすんでいます。初時雨ということから炉開き、または口切の茶事に招かれたのでしょうか?よく見ると正客と次客の間の飛石があとから墨で書き加えられています。着賛された発句の「筆