紙は火に燃えます。木も燃えます。でも石は燃えません。
かって慧光寺で一翁の妻と子の墓石。極楽寺で直斎の娘婿の樋口道立の墓石。上善寺では一啜斎の門人北野天満宮の長生坊の墓石。いずれも貴重な記録でした。
残念なことです!無縁になった墓石は一ヶ所に祀られるならまだしも、近年処分されるものが増加しています。少子化の中、墓地を維持できなくなっているのが大きな要因になっています。寺も無縁墓が増えていくのに対処しなければなりません。仕方のないことです。これが現状です。
特別な人物の墓でなくてもそこには一人の人間の貴重な記録が記されています!
慧光寺の武者小路千家所縁の墓石
バラバラになっていたのを一箇所に整理されました
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