• 木津宗詮

榊餅

 昨日、葵祭の神饌のお下がりをいただき、床に3代宗泉の神の一行を掛け、その前に上賀茂神社の遷宮の直会盆に葵桂を載せて飾りました。釜を掛けて京都鶴屋の榊餅でお茶をいただきました。



 榊餅は先代家元有隣斎宗匠のお好みのお菓子です。緑こし餡の餡玉を緑の葛で包んだ正方形のお菓子です。これは榊の花を表したまことに爽やかな風情のお菓子です。



 古代の人は正月の門松同様、常緑樹に神が宿り、神が降りる依代(よりしろ)とされました。地鎮祭の時に神が降臨する依代や、拝礼の折に、祈る人が真の心・真心を込めて神に捧げる紙垂(しで)や木綿(ゆう)をつけた玉串も榊が用いられています。



 


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