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執筆者の写真木津宗詮

福者

高山右近は「利休七哲」の一人で、織田信長、豊臣秀吉の重臣として活躍すると共にキリシタン大名としても有名です。豊臣秀吉に棄教を迫られ、拒んだため大名の地位を失い、江戸幕府の禁教令で国外追放となり、フィリピン・マニラで熱病にかかり死去しました。

 4年前に右近の逝去400周年を記念してフランシスコ教皇により殉教した神のしもべとして「福者」に承認されました。福者とはカトリック教会で最高位の崇敬対象である「聖人」に次ぐ称号だそうです。2月には列福式が大阪城ホールで開かれました。なお、江戸時代初期のキリスト教徒迫害で殉教した信徒ら188人が認定されています。



   列福式会場の大阪城ホール







   右近の遺品の十字架とその肖像画が安置されているカトリック玉造教会・大阪カテドラル聖マリア大聖堂



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