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執筆者の写真木津宗詮

銭茶

先日韓国の魯先生にかつて韓国で作られていた銭茶を再現したものをいただきました。陸羽の『茶経』にある団茶の製法とほぼ同じものです。ただし韓国の銭茶は火で炙って沸騰した薬缶の湯にに入れて飲まれていたものです。

今回私もかつての製法をもとに作ってみました。木臼は手元の摺鉢、形を作るのに茶缶の蓋を代用し、穴は筆の鞘で開け、それに合う縄もなって通しました。それらしくできたように思います。

陸羽の『茶経』のように、今度は火で炙って薬研で粉にして飲んでみます。果たしてどんな味になるのか楽しみです。


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