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雲錦

雲錦とは、満開の桜を白雲に、鮮やかに色づいた紅葉を錦織に見立てた言葉です。尾形乾山の色絵紅葉文透彫反鉢はじめ、茶碗や鉢に描かれ、雲錦と呼ぶ京焼の代表的なデザインの一つになっています。

四季の移ろいのなか、特に春と秋はもっとも美しい風情の季節です。外国に行くたびに日本に生まれたことを有り難く、そして誇りに思うとともにとても幸せなことと改めて実感します。私は自分の斎号が「桜斎」なので桜が一番好きな花です。毎年、桜の季節になると浮かれて時間の許す限り桜を眺めています。イギリスに訪れた時、樹々が茶色と黄色ばかり、日本の「もみじ」の紅葉がいかに美しいかを改めて認識しました。





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