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執筆者の写真木津宗詮

餅型

李朝の餅型です。陶器の蓋置様のものはしばしば見かけますが、こんな手の込んだ木彫は珍しいと思います。庶民の具というよりは、相当上位か豊かな階層の家の道具であったと思われます。

材質はわかりませんがとても硬い木で、美術品でわなく、あくまでも実用品として作られた、まことに素朴な品です。

今年の干支にちなみ、先日の西翁院で催した初釜の寄付に飾りました。結構好評で、みなさんに喜んでいただきました。







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