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魔除

いまから113年前の明治41年(1908)に、三代聿斎宗泉が朝鮮釜山の迫間房太郎の東莱別邸の設計で訪れた際に。同地で求めて持ち帰った陶器製のお面です。

この時、聿斎は茶碗や水指、茶器などに見立てで茶道具として用いることの出来る品を種々持ち帰っています。その中にはビビンバの石焼鍋もあります。これは当時日本ではとても珍しかったことによります。なおトラックや鉄道が無かったので、当時朝鮮に巡業できていた相撲の下っ端の力士に心付けを渡してこれらの品を運んでもらったという逸話が残っています。

このお面は武庫之荘荘の家の玄関に魔除けとして掛けられています。




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