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ヒイラギ(柊)の花です。ヒイラギは節分に鰯の頭を刺して門口につけて邪気を祓うのに使います。

名前の謂れは、葉の縁の刺に触るとヒリヒリと痛むことから、「ヒリヒリと痛む」という古語の動詞「疼(ひひら)く・疼(ひいら)ぐ」の連用形「疼(ひひら)き・疼(ひいら)ぎ」を名詞としたことによるとのことです。

5ミリほどの白色の小さな花を密生させてこの時期咲きます。キンモクセイの仲間でほのかな芳しい香りを放ちます。

ヒイラギの葉っぱを知ってる人は多いと思いますが、案外この清楚な花を知らない人が多いのではないかと思います。


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