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執筆者の写真木津宗詮

更衣(こうい)

日野資枝の詠草「更衣(こうい)」です。


 夏百首中

    更衣

             資枝

花満のなこりもけさは夏にきて

うすさおほゆるせみの羽ころも


古く宮中では旧暦4月朔日(1日)と10月朔日(1日)を更衣の日としました。一年を冬と夏に大きく分けて衣装をはじめ調度品等を改めました。のち民間にもこの風が浸透した。現代では、6月1日に学校や会社などで制服を夏服に替え、10月1日に冬服に替えています。伊勢の神宮はじめシ下鴨神社(賀茂御祖神社)や上賀茂神社(賀茂別雷神社)、熱田神社、厳島神社等の古社でも、古来の宮中同様に神の更衣の祭が催されています。

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