木津宗詮16 時間前1 分方広寺大仏殿跡(大仏殿跡緑地公園)売茶翁が茶売りをした「舎那殿前ノ松下ニ開二茶店ヲ一」とは、方広寺の大仏殿の前を指します。天正14年(1586)に豊臣秀吉が奈良東大寺にならって大仏の造立を始め、文禄4年(1595)に落慶した方広寺は、その後、伏見大地震により倒壊しました。のち豊臣秀頼が再興するも、寛政10年...
木津宗詮20 時間前1 分4月25日稽古場の床湊川神社職員の稽古です。床に三代宗泉の帆掛船画賛を掛け、姫卯木と鳴子百合を竹一重切花入に入れました。 薄墨の遠山かけもいつしかと霞をこめて見えすなりにも 聿斎(花押) 船に乗って徐々に岸辺を離れていきます。薄墨のような霞のかかる遠山の姿もいつの間に見えなくなってしまいました...
木津宗詮20 時間前1 分4月26日稽古場の床2自宅稽古場の床は、香川景樹懐紙「萎花蝶飛去(はなしぼんでちょうとびさる)」です。花は小手毬と黒臘梅を竹円窓花入に入れました。 春日詠萎花蝶飛去 和歌 長門介平景樹 この里ははなちり たりととふ蝶の急 くかたにも風やふ くらむ...
木津宗詮20 時間前1 分4月27日稽古場の床2本日の椿大神社の稽古は近衛文麿筆「魚鳥来親人(ぎょうちょうきたりてひとにしたしむ)」です。万古焼花入に大輪の鉄仙を入れました。 魚鳥 来親 人 文磨(花押) 少しでも邪な心があれば魚も鳥も警戒して、決して近づくことをしません。清らかな心でなければ。