木津宗詮1 日前1 分4月27日稽古場の床2本日の椿大神社の稽古は近衛文麿筆「魚鳥来親人(ぎょうちょうきたりてひとにしたしむ)」です。万古焼花入に大輪の鉄仙を入れました。 魚鳥 来親 人 文磨(花押) 少しでも邪な心があれば魚も鳥も警戒して、決して近づくことをしません。清らかな心でなければ。
木津宗詮1 日前1 分4月27日稽古場の床本日の自宅稽古場の床は、大徳寺の大綱宗彦の七言絶句「偶成(ぐうせい)」を掛けました。花は薮椿と射干、花入は伊万里焼白磁徳利、薄板はミャンマー土産です。 偶成 烟霞深擁北山岑 不用春光向外尋 柳暗花明二三月 黄鴬日々伴吾吟 空花道人(印) 偶成...
木津宗詮4 日前1 分4月24日 稽古場の床2夕方からの稽古の床に、江戸時代中期から後期にかけての公家花山院愛徳(よしのり)の一行「茶味有清趣」を掛け、鉄仙と深山南天を高取焼蹲花入に入れました。 花山院愛徳は同家29代当主で従一位右大臣に進み、当時入木道(書道)に優れ能書として著名でした。天明8年の大火で京都が烏有に帰...
木津宗詮4月21日1 分4月20日 稽古場の床本日の東京稽古場の床は、大徳寺の宙宝一行「今日残花昨日開(きょうのざんかきのうひらく)」です。 今日残花昨日開 前大徳松月老衲書(印) この世には残花なんて存在しません。全ての花は今日を盛りとして精一杯咲いています。「残花」とは人が勝手にそう呼んでいるだけです。宙宝和尚は残...